敷金、礼金とは?なしの物件はデメリットがあるの?
2016/12/08
今回は、敷金、礼金の意味についてご紹介しています。
聞いたことはあるけど何のためのお金なの?と思っている方は参考にどうぞ!
敷金とは?
敷金は「保証金」のことなんですけど、もっと噛み砕いていうと「何かあったとき用のお金」のことです。
何かあったときというのは、たとえば次のような場合です。
今月お金がピンチになって家賃を滞納してしまったとしましょう。でも、家賃が払えないからといって急に出て行くのも厳しいですよね。
そんなときに、敷金から滞納分の家賃へ充てられます。
また、生活をしていると部屋が汚れたり傷ついてしまったりしますよね。そういったときの修理費やクリーニング代として、敷金が充てられたりします。
敷金の使われ方はこんな感じです。残金があれば戻ってきますし、何もなければ全額戻ってくることもあります。
ただ、契約内容によっては敷金が戻ってこない場合もありますので、その辺は不動産会社にしっかり確認する必要があります。
礼金とは?
礼金は、謝礼金のことです。大家さんに、「部屋を貸してくれてありがとねー!」というお礼の意味を込めて払うお金のことです。
まぁ、ぶっちゃけよくわからんお金ですね。昔からある風習のなごりのようです。
敷金とハッキリ違うのは、戻ってくることがないお金という点です。1ヶ月しか住んでなくても礼金は戻ってきません。
仲介手数料もある
敷金、礼金の他に、契約時に「仲介手数料」というお金もかかります。
これは、話しをまとめて契約を成立させてくれた不動産会社に払うお金のことです。家賃の0.5ヶ月分か1ヶ月分を支払うのが一般的です。
敷金・礼金なしのデメリットについて
最近は「敷金・礼金なし」と銘打っている物件を見かけることがあります。
初期費用を抑えたい方なんかは、敷金・礼金なしの物件を探そうと考えることもあると思います。
ただ、普通は払うお金なのに、払わないでいいのは何かありそうですよね。メリットはお金がかからないことですが、デメリットはなんでしょう。
その辺についてまとめてみました。
人気がない
1つ考えられるのが人気がないパターンです。
貸主としては、空室は避けたいところです。ですが、駅から遠いなど立地条件が悪い物件は、なかなか借り手が見つからないこともあります。
もしかしたら変な人が住んでいる可能性だってあります。
そういった物件でもどうにか入居者を募るために、敷金・礼金なしとしていることも考えられます。
保証会社の利用が条件
契約するときに、保証会社の利用が条件となっているパターンもあります。
保証会社とは、家賃を滞納してしまったときに、あなたに代わって立て替えてくれる会社のことです。もちろんあとで督促はされますよ。
で、契約時には初回保証料がかかります。つまり、見た目上は敷金なしですが、なんだかんだで敷金を払っているようなものなんです。
この場合、大家さんや不動産会社は、滞納分の家賃を回収できないリスクがなくなるので、保証会社の利用が必須なのも理解できますよね。
退去時に結局請求される
敷金なしで入居できたけど、修理費、クリーニング代を退去時に請求されるパターンもあります。
要は、先払いか後払いかみたいな感じですね。結局、うまい話にはワケがあるものなんです。
なので、あとから「こんなはずじゃなかった」とならないように、契約内容をしっかりチェックすることが大切です。
まとめ
敷金は何かあったときのための保証金のこと、礼金は部屋を貸してくれたことに対する謝礼金のことです。
引越しするときは本当にお金が飛んでいくので、もっと安くなれば嬉しいですよね…。
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